税金を滞納していた問題で財務副大臣を辞任した神田衆院議員。きょう改めて謝罪した上で、議員辞職はしない考えを示しました。
神田憲次前財務副大臣「税金を一時滞納してしまったこと、これは本当に断腸の思いですし、お詫びを申し上げなきゃならないと感じております」
午後に開かれた衆議院本会議後、取材に応じた神田議員は「反省の上に立って一議員の立場から精進していく」と話し、議員辞職はしない考えを示しました。
1か月足らずの間に政務三役が3人辞任したことについて、与党内からも苦言が相次いでいます。
自民党 森山裕総務会長「極めて異常な状態になっております。遺憾な形になっていることは国民の皆さんに対しても大変申し訳ない」
また、更迭を決断したタイミングについて、「納税をお願いする立場で滞納なんて最初からアウトだ」などと岸田総理の対応の遅れを指摘する声もあがっています。