岸田総理は、公明党の山口代表と会談し、税金の滞納問題で神田前財務副大臣が辞任したことを陳謝した上で、「体制を立て直したい」と協力を求めました。
岸田総理と公明党の山口代表は総理官邸でおよそ1時間会談し、不祥事により政務三役が相次いで辞任したことなどについて意見を交わしました。
岸田総理は税金の滞納問題で神田前財務副大臣が辞任したことについて陳謝した上で、「体制を立て直したい」と話したということです。
これに対し、山口代表は「政務三役の辞任が相次いでいることは誠に遺憾だ」と伝えた上で、政府与党として政権運営に襟を正して臨みたいと応じました。
また岸田総理は今週、アメリカで行われるAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせ、日中首脳会談を行う可能性があるとして、習近平国家主席との対話に意欲を示したということです。