食中毒マフィン販売の焼き菓子店、偽の殺人予告が複数教育機関へ送られ警察に相談

アートイベント「デザインフェスタ」で食中毒が起きたマフィンを販売した東京都目黒区の焼き菓子店が16日、インスタグラムを更新。同店の名を騙(かた)った殺人予告が複数の教育機関に送りつけられているとし、警察に相談したことを報告した。
同店は「この度は、当店製マフィンのことで大変ご迷惑をおかけしました、深くお詫びを申し上げます」と、あらためて謝罪。「現在、11月11~12日の間で東京ビックサイトの出店にてお買い上げいただいたお客様から、マフィンの自主回収を進めております」と報告し、回収に関する情報が記載された厚生労働省のURLを貼り付けた。
回収の送料を発払い(元払い)とした理由について説明する中で、「11月15日早朝に私の名前を語った殺人予告文が複数の教育機関に送られていたため、警察へ相談に行きました」と明かし、「この状態で着払いにしてしまうと、いたずら等が増え、ご購入のお客様への返金対応に支障をきたしてしまうため、本来は着払いでお受けしなくてはいけないところ発払いでお願いしております。申し訳ございませんが、よろしくお願い致します」と呼びかけた。
同店は、11日・12日に開催された「デザインフェスタ」に出店。販売したマフィンを食べた参加者が体調不良を訴えていた問題で、13日にインスタグラムで謝罪し、営業停止する旨を伝えていた。