ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと訴えていた「当事者の会」に所属していた40代の男性が亡くなったことを受け、「当事者の会」の石丸副代表が取材に応じ、「ジャニーズ事務所の遅滞な行動と誹謗中傷により、命を落とすという結果になった」などとコメントしました。
捜査関係者によりますと、ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと訴える「当事者の会」に所属していた40代の男性は先月中旬、大阪府箕面市の山の中で見つかりその後、死亡が確認されました。近くには遺書のようなメモがあり、自殺とみられています。
男性の遺族は、亡くなった男性への誹謗中傷について、「彼の心労は、元々抱えてきた性被害のトラウマの再燃とも相まって、一層深刻なものになっていました」としています。
こうした中、きょう午後、自身への誹謗中傷に関して、警察に被害の相談に来た「当事者の会」の石丸志門副代表が、報道陣の取材に応じました。
ジャニーズ性加害問題当事者の会 石丸志門副代表「残念なことにジャニーズ事務所の遅滞な行動と誹謗中傷により弊会のメンバーが1名、命を落とすという結果になりました。告発を機に、過去の自分の被害を克明にフラッシュバックしてしまった。そこに誹謗中傷が加わって彼のメンタルは押しつぶされてしまった。せめて勇気をもって告発してくれた彼の思いと、残されたご遺族の方の思いが成就できるように、『SMILE-UP.』には、真摯に向き合って迅速な保証と救済をあらためて求めたいと思います」
石丸副代表はこう話した上で、「誹謗中傷は、人の命を殺める可能性のある行為です。安易な気持ちで、誹謗中傷を書き込むことは絶対にやめてください」と訴えました。
また「SMILE-UP.」が被害者らへの誹謗中傷に対して法的措置を検討していることについては、「法的措置をとるのは被害者本人で事実上無理がある」とした上で、「誹謗中傷に対し断固たる姿勢をとるということを強いメッセージで発信すべき」だと話しました。
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