陸海空3自衛隊による最大規模の実動演習「自衛隊統合演習」の一環で、鹿児島県・徳之島で行われている 島嶼 (とうしょ)防衛を想定した着陸・上陸訓練などが19日、報道陣に公開された。統合演習はほぼ毎年実施されており、今年は今月10日から20日まで全国で行われ、自衛隊約3万人に加えて米軍約1万人も参加している。
徳之島では、離島奪還を担う陸自水陸機動団と海自が連携して上陸する訓練があった。上空で輸送ヘリが展開する中、沖合の輸送艦から水陸両用車「AAV7」5両が出て上陸すると、隊員約20人が素早く砂浜に降り、警戒にあたった。
離島への増援を想定した投下訓練では、空自輸送機から陸自第1 空挺 (くうてい)団の隊員約50人がサトウキビ畑に次々と降り立った。
視察した吉田圭秀・統合幕僚長は記者会見し、「実際の島の地形、気象、海象のもと、陸海空の防衛力を集中的に運用して訓練する意義は大きい。有意義な訓練ができた」と述べた。