元陸自隊員3人の有罪確定 五ノ井さん「長い闘い終わった」

陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた五ノ井里奈さん(24)に対する強制わいせつ罪に問われた、当時上司の元3等陸曹渋谷修太郎(31)、関根亮斗(30)、木目沢佑輔(29)の3被告=懲戒免職=を懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)とした福島地裁判決が27日、確定した。検察側、弁護側とも期限の26日までに控訴しなかった。
五ノ井さんはX(旧ツイッター)に「人生を懸けて命を削りながらの長い闘いは終わりました。日本をはじめ、世界中の方々に応援していただき、心から感謝しています」と投稿した。
3人は無罪を主張していたが、控訴を見送った。12日の判決は、「下腹部を接触させていない」などとわいせつ行為を否定した3人の供述を「不自然不合理で信用できない」と退けていた。
判決によると、3人は2021年8月3日夜、北海道内の陸自演習場の建物で他の隊員らと飲食中に、それぞれ格闘技で五ノ井さんをベッドへあおむけに倒し、覆いかぶさって着衣越しに下腹部を押し付けた。