富山・新潟でボランティアが活動開始、土砂や泥を撤去…石川は道路渋滞でめど立たず

3連休初日の6日、石川県能登地方を震源とする地震による被害を受けた新潟県と富山県で、各地から集まったボランティアによる活動が始まった。
液状化の被害が大きかった新潟市西区では、約80人のボランティアが土砂の撤去などを行った。新潟医療福祉大学の学生や市内の在住・在勤者などが、同区社会福祉協議会のスタッフらの説明を受けた後、被害を受けた住宅で敷地内の土砂をスコップで集めて土のう袋に詰めた。
自宅が液状化被害を受けた男性(64)は「住民だけでは、泥をかき出すのが大変。ボランティアが来てくれて助かる」と話した。
新潟県小千谷市からボランティアに駆けつけた旅館経営の男性(51)は、「中越地震の時に助けてもらった恩返しをしたい」と懸命に作業していた。
富山県内でも5日までに氷見、高岡、射水、小矢部の4市が災害ボランティアセンターを開設。県内外から応募が殺到し、高岡、射水、小矢部市では受け付けを一時停止したという。
6日は、高岡市で県内外のボランティア約70人が、泥の撤去作業を行った。横浜市から来た電気設備工の男性(47)は「早く力になりたいという思いでボランティアに参加した」と話していた。
被害が大きい石川県の能登半島では道路の渋滞が常態化しており、救助活動や物資搬送にあたる車両の通行を確保するため、受け入れのめどは立っていない。