派閥の裏金問題をめぐり、自民党は、末松参院予算委員長など安倍派の大半の国会委員長を交代させる方向で調整に入ったことが党幹部への取材でわかりました。
野党側は「裏金をもらっている人が委員長で、委員会審議はできない」として、24日、自民党の浜田国対委員長に裏金問題に関わった委員会の委員長や筆頭理事を更迭するよう求めていました。
安倍派に所属する末松参院予算委員長は24日、過去5年間で安倍派側からの収入584万円を政治資金収支報告書に記載していなかったと明らかにし、予算委員長を辞任する意向を表明しています。