秋篠宮家“シン最側近”吉田尚正氏は悠仁さまの進路対策で手腕を発揮できるか?前任者は眞子さん結婚、宮邸改修と苦難続き

2月1日付で秋篠宮家の最側近にあたる皇嗣職大夫に、宮内庁御用掛の吉田尚正氏が就任した。令和への代替わりで、初代の皇嗣職大夫となった前任の加地隆治氏は、吉田氏と交代で宮内庁御用掛を務めることに。
「加地氏は警察キャリア出身で、宮内庁総務課長や皇宮警察本部長を経て、19年に宮家担当の宮務主幹から皇嗣職大夫となりましたが、秋篠宮家に最側近として仕えた4年間は加地氏にとって苦難の連続だったはずです」(宮内庁担当記者)
加地氏が皇嗣職大夫に就任して以降、秋篠宮家への逆風が目立つようになった。
「17年9月に長女の眞子さんが小室圭さんとの婚約が内定しましたが、ほどなくして、女性週刊誌の報道で小室さんの母親の金銭トラブルが発覚。その後、バッシングが相次ぎ、結婚は延期。眞子さんは一時金を辞退して21年10月にようやく結婚しましたが、複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)を公表しました。さらに、悠仁さまの日本有数のトップ校への進学、秋篠宮邸の改修工事、佳子さまの一人暮らしなどが多くの国民からの理解を得られず、加地氏は秋篠宮家の事務・広報のトップとしての資質が問われていました」(皇室ジャーナリスト)
■ご夫妻の意向に忠実
総工費およそ30億円といわれた秋篠宮邸の大規模改修工事は22年9月に完成したが、23年に入ってから、次女・佳子さまが旧御仮寓所で一人暮らしをされていると報じられた。その後、佳子さまの一人暮らしについて「経費削減のため」と、加地氏が弁明したのは23年6月のこと。
それに対して「発表がタイムリーでなかった」「問題になった時になるべく早く発表すれば良かった。まとめるのに時間が掛かったと聞いている」と西村泰彦宮内庁長官が釘を刺したが、加地氏も「それは長官のお考え」「節目節目で報告してきた中で、公表が6月30日になった」と負けじと応酬し、内部の不協和音が露わに。
「穏やかな人柄で知られる加地氏が、エキサイトした様子には驚かされました。いずれの件も、秋篠宮ご夫妻の意向のままに動いたことが裏目に出たというのがもっぱらです」(前出・皇室ジャーナリスト)
新たに秋篠宮家の最側近となった吉田氏は、加地氏と同じ警察キャリア出身。22年7月から秋篠宮家担当の宮内庁御用掛を務めていた。
「今一番の懸念は、皇位継承第2位の長男・悠仁さまの進学問題です。22年4にお茶の水付属中から提携校推薦制度で筑波大学付属高に進学した悠仁さまも今年高校3年で、大学進学を控えています。昨年11月に発表されたトンボの論文を引っさげて東大への推薦制度を利用した入学が有力視されるなど、さまざまな雑音が聞かれる中、国民の信頼をさらに失う事態を避けるべく神経を使うことになるでしょう」(週刊誌記者)
秋篠宮ご夫妻からの信頼も厚いという吉田氏の手腕が注目されている。