自転車の違反への「青切符」の導入などを柱とする道路交通法改正案が閣議決定されました。 交通事故全体の約20%を占める自転車による事故。歩行者とぶつかって死亡させたり重傷を負わせたりするケースは年間300件以上にものぼります。 街の人からはこんな声が聞かれました。 「車運転するんでひやっとすることが多いですね。信号無視とか逆走とか」 「自転車がすごいスピードでぶつかってきたりとか、(相手が)スマホ見ながら自転車をこいでいてぶつかりそうになったとか」 政府は3月5日、悪質な違反をした自転車の運転者に対していわゆる青切符を交付して反則金を求める制度の導入などを柱とする道路交通法改正案を閣議決定しました。 これまで何度も指摘されてきた自転車の危険運転。「ポケモンGO」の配信が始まったときには、効率よくゲームを進めるために自転車に乗りながらモンスターを探す人が急増。モンスターを見つけるたびに急停止をしたり、スマホに気をとられて歩行者とぶつかったりする事故が相次ぎました。 そしてコロナ禍で需要が急増したフードデリバリー。配達件数を増やすためか無謀な運転をするドライバーも見られました。 今回の改正案では、反則金を科す青切符について、16歳以上を対象として、一時不停止、信号無視、携帯電話を操作しながらの走行いわゆる「ながらスマホ」など、100種類以上の違反を対象としました。反則金の額は、例えば一時不停止は5000円、信号無視は6000円、運転中の携帯電話の使用は1万2000円などとなる見通しです。 3月6日、大阪市内で自転車に乗る人の様子を取材してみると、電話をしながら片手で運転する人や、赤信号を渡る人など、危険な場面が多く見られました。赤信号の横断歩道を自転車で渡っていた人に話を聞くと…。 「ちょっといけるかなと思っただけ」 スマートフォンを操作しながら自転車を運転していた人はこう話しました。 「地図探すときとかスマホ見ちゃうんで、(改正案は)ちょっと厳しすぎるんじゃないかなと」