山肌に「神の絨毯」 栗駒山で紅葉始まる

秋田、岩手、宮城の3県にまたがる栗駒山(1626メートル)が1年で一番あでやかな季節を迎えた。錦をまとったかのような山肌は日を追うにつれ山頂から山麓(さんろく)に向かって駆け下りている。
標高1400メートル付近からは、青空をバックに、緑のハイマツと赤や黄に色づいたドウダンツツジやナナカマド、ミヤマナラ、ミネカエデといった落葉低木林が色の競演をし、息をのむ美しさだ。
その見事な紅葉から「神の絨毯(じゅうたん)」とも称される。最短約1時間半で登頂できる手軽さから、多くのハイカーが毎年訪れる。ただ、秋田・岩手県境付近を登山口にする「須川コース」は、昭和湖付近で高濃度ガスが観測されたことから立ち入り禁止になっている。
宮城県栗原市観光物産協会によると、山頂から中腹にかけての紅葉は、中旬ごろまで楽しめるという。【佐藤伸】