「震災前より魅力的な輪島を」 能登半島地震から3カ月で黙とう

能登半島地震の発生から3カ月となった1日、石川県輪島市役所では発生時刻に合わせて黙とうした。
「地震で犠牲となられた全ての方々に哀悼の意を表し、黙とうをささげます」。地震があった午後4時10分、市役所で庁内放送が流れると坂口茂市長や市職員らが一斉に起立して目を閉じ、犠牲者を悼んだ。
輪島市は同じ時刻、市内で防災無線が使える地域でも黙とうを呼び掛け、市民らはその場で祈りをささげた。その後、坂口市長が録音で「一日でも早い復旧復興に向けて全力で取り組む。震災前よりもっと魅力的な輪島を一緒につくっていきましょう」と語りかけた。【郡悠介】