障害者向けグループホームに入所していた知的障害のある10歳代の女性に性的暴行を加えたなどとして、大阪府警は15日、施設代表の塩本裕治容疑者(64)(大阪府羽曳野市)を不同意性交と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の両容疑などで再逮捕した。「行為は間違いないが、同意の上だった」と容疑を否認しているという。
発表では、塩本容疑者は昨年9月中旬、府内の施設で女性の部屋に侵入し、女性に性的暴行を加えた上、その様子をスマートフォンで撮影した疑い。女性が施設職員に被害を相談して発覚した。
塩本容疑者は2~3月、この女性と20歳代の入所女性に対する不同意わいせつ容疑などでも逮捕されており、逮捕は3回目。押収した塩本容疑者のスマホからは、わいせつ行為を撮影したとみられる動画や写真が見つかったという。