「正直、認識していなかった」兵庫県の斎藤知事、イベント会場で授乳室を自身の控室に 職員アンケートで判明 斎藤兵庫県知事の告発文書問題

兵庫県の西播磨県民局長だった男性(60)が斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成し、懲戒処分を受けた問題に関連し、県議が県職員らを対象に実施したアンケートで斎藤氏が尼崎市内でのイベントに参加した際、会場の授乳室を控室として使用していたことが明らかになった。斎藤氏は、当時は授乳室との認識がなかったとし、「県民の皆さんにご迷惑、ご不便をかけたことはおわび申し上げたい」としている。
県議の丸尾牧氏が4月末、県庁前でアンケート用紙を配布し、21人の県職員から回答が寄せられた。その中で、今年3月に尼崎の森中央緑地で開催されたマラソンイベントに触れ、「知事の意を受けた秘書課の強い要求により、一般人用の授乳室をクローズドにして、知事専用の個室に一時的に切り替えざるを得なかった」との記載があった。
5月22日の定例会見で斎藤氏は「公務がいろいろあったので着替える必要があり、担当部局がスペースを用意してくれた」と当時の状況を説明。「授乳室であることは正直認識していなかった。県民の皆さんにご迷惑、ご不便をかけたことはおわび申し上げたい」と謝罪した。
また、アンケートの回答では「庁外公務イベントでは、いかなる場所でも個室を用意せねば罵倒される」との記載もあった。斎藤氏は今月5日の会見で、「イベントや行事でケース・バイ・ケース。車中で着替えていったりすることもある。秘書室と担当部局でよく調整してもらっていると思う」と説明した。