今日12日(水)は移動性の高気圧に覆われて北海道から九州の広い範囲で日差しが届いています。強い日差しと上空の暖気の影響により急ピッチで気温が上昇。東京都心では気温が30℃に達し、今年初めて真夏日を観測しました。
昨年より26日遅い真夏日
日本の上空約1,500mには15~18℃という真夏のような暖かい空気が流れ込んでおり、日照と暖気の影響で気温が上昇しています。東京都心のアメダスでは13時39分に30.1℃に到達し、今年初の真夏日となりました。東京の初真夏日は昨年(5月17日)よりも26日遅い観測です。屋外で長時間過ごす場合はこまめに水分を摂るなどして熱中症対策を万全に行い、室内では扇風機や冷房を活用してください。▼最近5年間の東京の初真夏日 2023年5月17日 2022年5月29日 2021年6月8日 2020年6月9日 2019年5月24日
明日も厳しい暑さが継続
明日13日(木)も日本の上空には真夏並みの暖かい空気が居座ります。昼間は気温が上昇して真夏を思わせる厳しい暑さが継続し、予想最高気温は熊本や佐賀で33℃、大阪で31℃、東京は29℃です。運動会の練習や農作業など屋外で長時間過ごす場合は、引き続き熱中症対策が欠かせません。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)