8月13日(火)15時、南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧が台風8号(ウーコン)になりました。▼熱帯低気圧 8月13日(火)15時 中心位置 南鳥島近海 移動 東北東 ゆっくり 中心気圧 1004 hPa 最大風速 18 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 25 m/s
北日本の太平洋沖で不明瞭になる予想
この後は北寄りに進み、日本の東に向かう可能性が高くなっています。顕著な発達は予想されておらず、15日(木)には再び熱帯低気圧の勢力になる予想となっています。日本の陸地へは大きな影響はない見通しですが、モンスーントラフ付近では今後も新たな台風が発生しやすい状況が続くため、引き続き注視が必要です。
今月4つめの台風
平年の台風発生数
台風の発生は8月13日に発生した台風7号に次いで、今月に入ってから4つめの台風発生です。台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。今年も日本の南で複数の台風が発生する可能性があります。秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
出典気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構