大阪府豊中市の公園で、男性が複数人から暴行を受けた事件で、警察は殺人未遂の疑いで新たに男1人を逮捕しました。いずれも“グリ下”仲間だといい、逮捕者は7人目です。殺人未遂の疑いで新たに逮捕されたのは、大阪市西区に住む25歳の会社員の男です。警察によりますと、男は大阪府豊中市庄内幸町の公園で、男性(京都市、22歳)の頭部や身体を足蹴りするなどして、殺害しようとした疑いがもたれています。被害にあった男性は、公園で下半身裸の状態で倒れていて、一時意識不明となっていましたが、現在は回復しているということです。この事件については、男女6人がすでに逮捕されていて、逮捕者は計7人となりました。逮捕された女のひとりは男性の交際相手で、何らかの交際トラブルが動機になっているとみられています。警察によりますと、当時は、公園のそばにある容疑者の一人の自宅マンションの部屋に全員がいて、室内で殴る蹴るの暴行があり、その後、被害男性を裸足のまま公園に連れていき、暴行を続けたとみられています。一部の容疑者は「被害者の体にタバコの火を押し付けた」と供述しているということで、警察は、意識の回復した男性から話を聞き取るなどして、事件の経緯を調べる方針です。