愛知県内の東名高速道路で乗用車が後続のワゴン車からあおられエアガンで撃たれた事件で、県警は3日、器物損壊容疑で逮捕した兵庫県尼崎市、無職佐藤竜彦容疑者(40)を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
発表によると、佐藤容疑者は9月5日頃~14日の間、国内で覚醒剤を使用した疑い。事件は同月8日に発生。佐藤容疑者は燃料切れになったワゴン車を停車させていた岐阜県内の中央道で警察官に事情を聞かれた際、車を残して逃走していた。14日に兵庫県内の警察署に出頭して逮捕されたが、その際の尿検査で覚醒剤の陽性反応が確認されていた。
一方、名古屋地検は3日、器物損壊と道路交通法違反(道路での禁止行為)の容疑について、処分保留とした。