傷害罪などで有罪判決が確定後、収容に応じず逃走した男をかくまったとして、犯人蔵匿罪などに問われた建築業幸地大輔被告(39)の初公判が29日、横浜地裁(野村充裁判官)であり、同被告は起訴内容を認めた。
起訴状によると、幸地被告は無職小林誠被告(43)=公務執行妨害罪などで起訴=が逃走中と知りながら、6月23日未明、神奈川県横須賀市の自宅にかくまったほか、同月上旬~23日ごろ覚せい剤を使用したとされる。
検察側は冒頭陳述で、幸地被告が小林被告と同20日に合流し、出頭を促したものの、「覚せい剤が抜けるまでかくまって」と複数回頼まれ、23日午前に出頭すると約束したためかくまったと指摘した。
[時事通信社]