災害の「危機感」つぶやきます=気象庁が専用ツイッター開設

気象庁は4日、大雨や地震、火山噴火などで災害の恐れがある場合、防災上の注意点などを呼び掛けるツイッターアカウント「気象庁防災情報」を開設した。要点を絞った分かりやすいつぶやきで、同庁が抱く「危機感」を効果的に発信するのが狙いだ。
台風による大雨などにより災害発生が想定される場合、現在の状況や今後の見通し、気象庁が行う記者会見の要点などを発信。図表を使ったり、過去の災害事例を用いたりして警戒を促す。平時には、災害発生の可能性を色分けした「危険度分布」の使い方といった防災知識も配信する。
今夏は、気象庁の公式アカウントでも台風に関する呼び掛けなどをしていたが、同アカウントは今後イベント案内や報道発表の紹介を中心に行う。
気象庁防災情報のアカウントのURLは「https://twitter.com/JMA_bousai」。