元「ヤオハン」会長、和田一夫氏が老衰で死去…母は「おしん」モデル

元ヤオハンジャパン会長の和田一夫(わだ・かずお)氏が19日、老衰で死去した。90歳だった。告別式は9月21日午前10時、静岡県伊豆の国市四日町528の2JAハートフルメモリー韮山会館で行う予定。喪主は妻、きみ子さん。
日大経済学部卒業後、両親が同県熱海市で創業した青果店「八百半商店」に入社し、1962年に八百半デパート社長に就任。71年に海外進出、世界十数か国でスーパーなどを展開する国際流通グループとなったが、97年に中核のヤオハンジャパンが経営破綻。最近はコンサルタントや講演活動を行っていた。母カツさんはNHKのドラマ「おしん」主人公のモデルとして知られる。