台風18号から変わった温帯低気圧や前線が通過する影響で、日本列島は4日午前、北日本(北海道と東北)から東日本にかけて所により大雨が降った。気象庁は5日にかけて大雨による土砂災害や低地の浸水、暴風や高波に警戒を呼び掛けた。
新潟県佐渡市で4日午前10時20分に最大瞬間風速24.2メートルの強風を観測。岐阜県郡上市で午前3時5分までの1時間雨量が60.0ミリの非常に強い雨が降った。
台風15号で大きな被害を受けた千葉県でも、鋸南町で午前9時半すぎまでの1時間雨量が57.0ミリ、大多喜町で同じ頃に42.5ミリの雨が降った。
5日にかけて予想される最大瞬間風速は北陸35メートル、東北30メートル、波の高さは北陸6メートル、東北5メートルの見込み。
5日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、北海道150ミリ、北陸と東北120ミリ、関東80ミリの見込み。