北アルプスで大学生男女3人が遭難、1人低体温症で動けず…テントが風で飛ばされる

31日午後2時35分頃、長野県大町市の北アルプス・爺ヶ岳の東尾根付近(標高約2500メートル)で、神奈川県小田原市の女子大学生(20)が低体温症で動けなくなったと、一緒に登山をしていた男子大学生(23)から110番があった。県警によると、登山をしていたのは大学生の男女3人。テントは風で飛ばされたといい、県警は雪に穴を掘ってビバークするよう指示した。1日朝にも捜索に乗り出す。
3人は12月26日に入山した。通報時、女子大学生に意識はあり、ほかの2人も会話ができる状態だったという。