介護や福祉サービスの職員の賃金を月額1万円上乗せする法案を通常国会に提出へ 立憲野田代表が明らかに

立憲民主党の野田代表は、介護の現場で働く人たちの賃金を月額1万円上乗せする法案を通常国会に提出すると明らかにしました。
立憲民主党 野田佳彦代表 「介護の現場にしっかりと人が集まってこなければいけない危機的な状況だと思いますので、これで十分とは思いませんけれども、これを契機として、まず人材確保に繋がる待遇改善の法案を出したいと思います」
野田代表は11日、地方選挙の応援で訪れた北九州市で記者団に対し、介護職や福祉サービス事業所の職員などの賃金に月額1万円を上乗せする法案を通常国会に提出する方針を明らかにしました。
通常国会は今月24日に召集される予定で、野田氏は、「衆議院では委員会の構成がほとんど与野党五分五分となっており、議論の俎上に乗せれば成立する可能性はある。野党が連携した方が物事が通るということを各党にも説明したい」として、法案の成立に向け、他の野党に働きかけていく考えを示しました。