三菱UFJ銀行 “貸金庫10億円窃盗”女性行員(46)が「借金トラブル」で破産寸前だった!

三菱UFJ銀行で昨年11月、顧客の貸金庫から10億円超に相当する貴金属や現金を盗んでいたとして元行員のA子(46)が懲戒解雇された事案。 A子が2014年ごろまでに、借金トラブルを抱えていたとみられることが「週刊文春」の取材で分かった 。
「A子は2020~24年、都内の練馬・玉川両支店で店頭業務の責任者を務め、スペアキーを使って貸金庫を無断で開け、顧客の金品を盗んでいた。盗んだ金塊を質に入れるなどして巨額の現金を手にし、ハイリスクな『FX』(外国為替証拠金取引)などに使っていたとされています。昨年10月末、行内で発覚しました」(社会部記者)
そのA子を1月初旬、「週刊文春」は都内の住宅街で発見。 ボブヘアーの茶髪にスウェット姿のA子に直撃取材していた 。
今回、取材を進めると、新たに判明したのは、A子が過去に多額の「借金」をしていたことだ。実は2014年、借金を大幅に減らす法的手続きに及んでおり――。
犯行発覚から11年前にA子が抱えていた金銭問題と「10億円窃盗」の関係はどのようなものだったのか。
1月13日(月)配信の 「週刊文春 電子版」 では、A子による「借金減額」手続きの詳細、警視庁による「10億円窃盗」の捜査状況、A子の親族が所有する莫大な資産などについて報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年1月16日号)