工場のタンク爆発し1人死亡・1人重体、圧力かけ水漏れ点検中…福岡・苅田町

7日午後3時55分頃、福岡県苅田町鳥越町の日本機設苅田工場で「タンクに圧力をかけていたら爆発した」と工場従業員から119番があった。県警行橋署によると、男性4人が病院に搬送されたが、うち1人の死亡が確認され、もう1人が意識不明の重体という。同署が状況を調べている。
発表によると、死亡したのは、同県行橋市上津熊、自営業松田和夫さん(70)。松田さんらが、工場内で水を入れる円柱形のタンク(高さ約6メートル、直径約4メートル)に空気を入れ、水漏れしないか点検をしていた際にタンクの上部が破裂したという。残る2人(22歳と16歳)も軽傷を負ったとみられる。
同社のホームページによると、同社はプラント設備工事業者。現場は、北九州空港から南西に約4キロで、企業の工場や営業所が立ち並ぶ一角。