ロシア海軍の情報収集艦、宮崎県沖の接続水域内を航行…海上自衛隊の護衛艦などが監視

防衛省は10日、ロシア海軍の情報収集艦1隻が宮崎県沖の接続水域(領海の外側22キロ)内を航行したと発表した。この海域で露軍艦の行動が確認されるのは異例。海上自衛隊の護衛艦や哨戒機が監視にあたった。
発表によると、露軍艦は1~2日、沖縄本島南東の太平洋を動き回った後、宮崎県沖に移動し、7~8日にこのエリアを航行。9日、大隅海峡を通過し、東シナ海に向かった。防衛省は「ロシア軍の動向を引き続き注視する」としている。