死亡した県議が斎藤元彦知事への印象操作の「黒幕」などと記された文書。百条委員会副委員長の維新県議が、立花孝志氏への提供を否定です。
兵庫県知事選に立候補していた立花孝志氏は、斎藤元彦知事をめぐる一連の疑惑を調査する百条委員会の元メンバーで今年1月に死亡した元兵庫県議の竹内英明さんについて、知事選の期間中に「デマを流している」などと発信。
自身のYouTubeで「斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長が死亡したのを、斎藤知事の責任に見えるよう印象操作した『黒幕』」などとして、竹内さんの名前が挙げられた文書を公開。先週の会見で、百条委員会で副委員長を務める維新の岸口実県議から問題の文書を提供されたと明らかにしました。
これに対し、2月10日午後、岸口県議は…
(維新 岸口実県議)「立花さん側が誤解している。会ったことは事実です。情報提供は私からではありません」
去年11月上旬に立花氏と会ったことは認めましたが、文書を立花氏に手渡したことについては否定しました。
日本維新の会の吉村洋文代表は…
(日本維新の会 吉村洋文代表)「維新の議員の話ですから。そしてここはきちんと事実関係を明らかにした方がいいと僕も思っています」
調査を行い事実関係を速やかに公表する考えを示しました。