大阪・岸和田市長に対する不信任決議案を再提出へ…17日に可決の見通し、50日以内に市長選

17日に開会する大阪府岸和田市議会(定数24)に、永野耕平市長(46)に対する2度目の不信任決議案が提出されることが14日、決まった。17日に採決されて可決される見通しで、永野氏は自動失職し、50日以内に市長選が行われる。
14日午前の各会派の幹部会合で決定した。再度の不信任決議案の可決には「3分の2以上の出席」かつ「過半数の賛成」が必要となるが、市議の過半数が不信任決議案に賛成の立場を示しており、可決される見通し。
永野氏は、これまでに不信任決議案が再度可決され、失職した場合、市長選に出馬する意向を示している。他の候補者の擁立を目指す動きもある。
永野氏は女性関係を巡って「説明責任を果たさず、市政の混乱を招いた」などとして市議会から不信任決議を受け、昨年12月に議会を解散。今年2月に市議選が行われた。読売新聞など報道6社が共同で告示前に実施したアンケートで、不信任決議案が再提出された場合に「賛成する」とした候補者のうち22人が当選した。