国民民主党の榛葉賀津也幹事長は２４日、千葉市で演説し、所得税の課税最低ライン「年収１０３万円の壁」引き上げを巡る自民、公明両党との協議について「なめない方がいい。妥協しない」と述べた。この後、記者団から年収８５０万円まで控除額を上乗せする与党案について問われ、「報道ベースの中身だと厳しい」と語った。
国民民主が掲げるガソリン税の暫定税率廃止については「廃止する手順、プロセス、スケジュール感を出してもらわないとだめだ」と要求。「今すぐできないなら、段階的に（ガソリン税を一時的に引き下げる）『トリガー条項』凍結解除をやることも考えではないか」と語った。
［時事通信社］