石丸伸二氏を上脇博之教授が告発、東京都知事選挙でライブ配信を業者に発注し97万円支払った容疑

昨年7月の東京都知事選で次点だった石丸伸二・前広島県安芸高田市長(42)の選挙費用を巡り、集会をライブ配信した業者に報酬を支払ったとして、大学教授が25日、石丸氏ら陣営関係者や業者に対する公職選挙法違反(事後買収など)容疑での告発状を東京地検に提出した。
神戸学院大の上脇博之教授による告発状では、石丸氏陣営は、昨年7月7日の投開票前の同5日に行われた集会のライブ配信業務を都内の業者に発注した上で、選挙後に報酬として計97万7350円を支払ったなどとし、選挙運動を原則無報酬と定める公選法に違反したとしている。
石丸氏は今月21日の記者会見で、集会直前に業者への発注は取り消しており、支払ったのは「機材のキャンセル料」と説明。違法性を否定している。