山形県米沢市の天元台高原スキー場の運営会社は25日、大雪の影響によりスキー場や宿泊施設などが断水状態になったとして、26日まで臨時休業すると発表した。
同社や市によると、21日から水が出にくくなり、その後断水状態になったという。スキー場一帯は簡易水道で、同社が調べたところ、水源に問題はなかったが、給水管などに異常が出ている可能性があり、場所の特定を急いでいる。
市は、上下水道部が備蓄していた給水袋(5リットル)200袋を提供。ロープウェーの麓駅「湯元駅」で水道をくむなどし、24日までは営業を続けたという。
24日午前6時半時点で、天元台高原の積雪は7メートル20。水源地も雪深く、急峻(きゅうしゅん)な場所にあるという。市は毎年水質の検査をしているが、配管の管理などは同社が行っていた。