徳島県高等学校PTA連合会で会長を務めていた50代の男性が、連合会の預金約5千万円を着服したとして、徳島県警が業務上横領の疑いで捜査していることが28日、複数の関係者への取材で分かった。連合会は27日、使途不明金が判明したと発表した。
関係者によると、昨年秋、旅行会社から、全国の高校PTA連合会関係者が集まる大会に参加した際の旅行代金が支払われていないと問い合わせがあり発覚した。
男性は2023、24年度に口座から何度も現金を引き出していたとみられる。預金は県内の各高校PTAから会費として集金したもので、口座は男性が1人で管理していた。
連合会の調査に着服を認めたという。