大阪で男女31人が食中毒、西成の飲食店の弁当食べた愛知のグループなどからノロウイルス

大阪市は3日、同市西成区の飲食店「ぜん吉」が提供した弁当を食べた13~53歳の男女計31人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、複数の患者からノロウイルスが検出されたと発表した。全員快方に向かっている。
市によると、弁当は同店が2月23日に調理し、市内の会社関係者やスポーツの試合のために愛知県から来阪したグループに提供した。市が同25日に会社関係者から体調不良の届け出を受けて調査したところ、愛知県からも同様の連絡があり、食中毒と断定。同店を3月3日から営業停止3日間の処分とした。