子宮筋腫には適用されていない薬を投与したとして遺族が産業医科大を提訴 1億1000万円の損害賠償を求める

適用されていない薬を投与された結果女性が死亡したとして遺族が17日産業医科大学に損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは3年前に当時46歳で亡くなった女性の遺族です。
女性は子宮筋腫と診断され北九州市の産業医科大学病院に通院していましたが2022年7月に、くも膜下出血で死亡しました。
訴状などによりますと、病院側は女性や家族に説明せずに子宮筋腫には適用されていない薬を投与していました。
また、この薬を投与しなければくも膜下出血にはならなかったなどとして女性の遺族は産業医科大学に対しおよそ1億1000万円の損害賠償を求めています。
産業医科大学は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。