栃木県佐野市議会は27日、金子裕市長が同市議会の「指定管理者制度の在り方調査特別委員会」(百条委)で偽証したとして、告発状を宇都宮地検に郵送したと発表した。
百条委は市運動公園などの指定管理者の募集、選定を巡る疑義について調査し、募集要項の変更を金子市長の指示と事実認定した。告発状によると、百条委は今年1月24日、2月6日、同13日に市長に対する尋問を実施し、証言を求めたところ、市長が指示を否定する虚偽の陳述をしたと主張している。
市議会は今月12日、百条委の調査報告を了承し、市長を偽証容疑で告発する決議を賛成多数で可決していた。
【太田穣】