西成区の路上で“14分間”に3件の強盗事件…いずれも若い男3人組による犯行で警察が行方追う

7日から8日にかけ、大阪市西成区の路上で、若い男3人組に金を奪われる強盗事件が、14分間に3件連続して起きました。このうち1件は被害者が顔面を殴られるなどして軽いけがをしていて、警察が男3人の行方を追っています。
警察によりますと、7日午後11時56分ごろ、西成区太子で男性(41)が1人で路上を歩いていたところ、いきなり押し倒され、「金出せ」などと若い男3人組に脅されたうえ、差し出した1万円を奪われたということです。
男性(41)が110番通報をしていた午後11時59分ごろ、わずか約20メートル離れた太子の路上で、男性(74)が若い男3人組に「いくら持っているのか」と脅され、男性(74)が「何で言わなあかんねん」と応じなかったところ、投げ飛ばされ顔を殴られたということです。男らは何も奪わず逃走し、男性(74)は顔に軽いけがをしました。
さらにその11分後の8日午前0時10分ごろ、また別の男性(65)が交番を訪れて被害を訴え、3件目の事件が判明。太子の路上で、若い男3人組に後ろから首に手を回されて脅され、差し出した2000円などを奪われたということです。警察は3件いずれも同一犯とみて、付近の防犯カメラを解析するなどして逃げた男らの行方を追っています。