11日夕、大阪市此花区の2025年大阪・関西万博の会場内にある中国パビリオン付近で、小型無人機(ドローン)が飛んでいるのを大阪府警の警察官が発見した。府警はドローンを回収するとともに、近くで操縦していた中国人とみられる男性から任意で事情を聴いている。ドローンに危険物などは搭載されていなかったという。
大阪府は1月19日~10月13日までの間、会場がある人工島・夢洲とその周囲約1キロでドローンの無許可飛行を禁止する条例を制定。違反した場合は1年以下の拘禁、または50万円以下の罰金が科せられる。府警は男性が許可を得ていたか否かを調べている。
この日、万博会場では天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻がシンボル「大屋根リング」や日本館などのパビリオンをご視察されていた。