14日午前、和歌山県の岸本周平知事(68)が公舎で倒れ、病院へ搬送されましたが、意識不明の重体だということです。
関係者などによりますと、14日午前10時15分ごろ、県職員が知事と連絡が取れないことから、市内にある公舎へ知事の様子を確認しに行ったところ、室内で倒れている知事を発見したということです。
知事は現在、集中治療室で治療を受けているということです。
県によりますと、14日は午後3時半ごろから新宮市内で公務として、タウンミーティングを予定していましたが、キャンセルしていたということです。15日までの公務をキャンセルしたとしています。
13日は大阪・関西万博初日で「関西パビリオン」でのオープニングセレモニーに参加し、神輿を担いでいたということです。
岸本知事は、和歌山市の出身で、1980年に東大法学部を卒業後、現在の財務省である大蔵省入り、2009年の衆院選で初当選。2022年に知事選に立候補し、初当選しました。