兵庫県の斎藤知事らがパワハラ疑惑の是正措置にあたるハラスメント防止研修を4か月経っても受けていないことについて、斎藤知事は「公務で多忙だった」と釈明しました。
兵庫県の斎藤知事がパワハラ疑惑などで告発を受けた問題では、県の公益通報担当部局が去年12月、知事を含む幹部職員に対し是正措置としてハラスメント防止研修の実施を求めていました。
しかし、研修は4か月経った今も実施されていません。
斎藤知事は次のように話しました。
(兵庫県・斎藤元彦知事)「放置しているということではないですね。年度内は議会対応を含めて多忙だった。しかるべきタイミングで受けさせていただくという思い」
県の第三者委員会は斎藤知事の10の行為を「パワハラ」と認定しています。