児童2人がガラス片を口にするも給食継続 麻婆豆腐に蛍光管の破片混入 新潟県上越市

「安全安心であるべき給食提供の信頼を損ねてしまったことを、深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
新潟県上越市の市立直江津南小学校で、割れた蛍光灯のガラス片が配ぜん中の給食に混入する事故がありました。担任教諭は、ガラス片を取り除き、児童にそのまま食べさせていて、児童2人がガラス片を口に入れてしまったということです。
上越市教育委員会によりますと、給食の時間に5年生の教室で児童を介護する市の職員が、黒板に立てかけられていた蛍光管に当たってしまい、配膳前の麻婆豆腐の入った食缶に、割れた蛍光管の破片が混入したということです。
担任教諭らで食缶を確認し、異物を取り除き配膳を継続。 その後、破片を口にしたという申し出が児童2人からありましたが、再び異物を取り除いたうえで、給食は中止せずに継続したということです。 22日の時点で、体調不良を訴えた児童はいないということです。
上越市教育委員会は、PTA総会で保護者に説明し謝罪。 異物混入が疑われる場合は給食の中止を確実に行うことを、すべての小中学校に通知したほか、各学校で取り組み策をまとめ、市教委に報告するように指示をしたということです。