山形の女子高生誘拐、容疑者「身に覚えがある」…警察が自殺ほう助容疑も視野に捜査

山形県の女子高校生をSNSで誘い出して連れ去ったとして、未成年者誘拐容疑で同県警に逮捕された福島市、無職の男(36)が、容疑について「身に覚えがある」と供述していることが15日、捜査関係者への取材でわかった。高校生は昨年9月に遺体で見つかり、近くに使用済みの練炭があった。県警は自殺ほう助容疑も視野に調べている。
発表などによると、男は昨年9月2日、高校生を山形市内で軽乗用車に乗せ、山形県上山市内に連れ去った疑い。
男は、福島県内で昨年5月~今年1月に別の男女4人の練炭自殺を手助けしたなどとして、自殺ほう助や嘱託殺人未遂などの罪で福島地検郡山支部に起訴されている。
山形県警は15日、未成年者誘拐容疑で男を山形地検に送検した。