警視庁は14日、住所不定、無職ドゥナシェブ・ハサンボイ・マスカムジョン・ウグリ容疑者(21)らウズベキスタン国籍の男5人を強盗致傷容疑などで逮捕したと発表した。
発表によると、5人は昨年12月30日午前5時半頃、渋谷区円山町の路上で、26~31歳の外国籍の男女3人組に因縁をつけ、現金約9万円入りの財布やバッグを奪うなどした上、取り返そうとした26歳の男性の顔を蹴って軽傷を負わせた疑い。
ドゥナシェブ容疑者は黙秘し、他の4人は否認している。逮捕は12~13日。
ドゥナシェブ容疑者らは昨年8月以降、渋谷区や新宿区の路上で、酒に酔った人たちを狙って計十数件のスリや強盗を繰り返していたとみられる。同庁は、奪ったクレジットカードで購入したスマートフォンを転売するなどして、計800万円以上を得ていたとみて調べている。