映画の登場人物のセリフやストーリーを文字に起こした「ネタバレ記事」をインターネット上に無断公開したとして、宮城県警は20日、ウェブサービス会社の関係者ら男女計5人と法人としての同社を著作権法違反容疑で仙台地検に書類送検した。この会社は映画の文字起こしサイトを運営しており、「ネタバレサイト」として問題視されていた。
捜査関係者によると、5人は2023年11月、人気映画11作品のセリフや場面の移り変わりなどを無断で文字に起こした上で、映画の予告編などから転用した画像とともに運営サイトに掲載し、映画会社などの著作権を侵害した疑い。
同社の運営サイトには多数の映画記事が公開されていたといい、県警は、広告収益を得る目的だったとみて調べている。