米大リーグの開幕2連戦「MLB東京シリーズbyグッゲンハイム」のプレシーズンゲームのチケットなどを高額転売したとして、神奈川県警大船署は22日、福岡市西区の会社員の男(43)をチケット不正転売禁止法違反の疑いで横浜地検に書類送検した。東京シリーズに関連したチケット不正転売の摘発は全国初だという。
発表によると、男は昨年9月21日~今年3月4日に4回にわたり、東京ドームで3月15日にあったドジャース対読売巨人軍など3試合のチケット8枚(販売価格計18万200円)を61万6499円でインターネットサイトで不正に転売した疑い。「小遣い稼ぎでやった。野球観戦の軍資金にしたかった」と容疑を認めている。グッズの購入などに充てていたという。
同署は、男が昨年8月~今年4月、同様の不正転売で約140万円を売り上げたとみている。