妊婦が感染すると流産や死産のおそれも・・・「リンゴ病」警報レベルに 前の週の2.22倍 福岡

頬が赤くなる「伝染性紅斑」・いわゆる「リンゴ病」の感染拡大が続き福岡県でも報告数が直近の5年間で最も多くなっています。
「伝染性紅斑」は子供を中心にみられる発しん性の病気で、発熱などの症状の後に両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」とも呼ばれています。
感染したことがない妊婦が感染した場合、胎児にも感染し、流産や死産などにつながる恐れもある病気です。
福岡県によりますと今月18日までの1週間に定点から報告された「伝染性紅斑」の患者の数は1医療機関あたり2.73人で前の週の2.22倍となり、警報レベルに達しています。
直近の5年間では最も多いということです。
福岡県は「日頃から手洗いとうがいの徹底をして欲しい」と呼びかけています。