神戸市健康局は7日、8人に下痢や発熱などの症状を確認したとして、神戸市中央区三宮町の「METRO RAMEN」を3日間の営業停止にしたと発表しました。
市健康局は、この店で提供された、鶏チャーシューがのった鴨出汁ラーメンなどについて「加熱不十分」だったとしています。
健康局によりますと6日、市健康局に対し「先月31日に同僚4人で利用したところ、3人が下痢・発熱などの症状を呈している」との届け出が寄せられました。
調査の結果、「METRO RAMEN」を利用した8グループ16人から届け出が寄せられていて、うち調査のできた7グループ8人が、先月28日から下痢・発熱・頭痛・関節痛などの症状を訴えていることがわかりました。
この店で提供された食事以外に共通点がないことや、患者の発症状況が類似し、さらに診察した医師から食中毒の届け出があったことから、市保健所長は、この店で提供された食事を原因とする食中毒と断定。
7日から9日までの3日間、営業停止を命じました。
8人の患者は全員、快方に向かっているということです。