鹿児島県十島村の諏訪之瀬島できょう7日明け方から噴火が発生し、連続噴火が4時間ほど継続しています。噴煙は最大1300メートルの高さまで上がりました。
諏訪之瀬島の御岳では7日午前5時前に噴火が発生し、噴煙が火口から1000メートルの高さまで上がりました。その後、午前5時半ごろ再び噴火が発生し、連続噴火がおよそ4時間たった午前9時半時点で継続しています。この連続噴火で噴煙は最大で1300メートルの高さまであがりました。
噴火が継続した場合、諏訪之瀬島では7日正午までにやや多量の降灰があり、西におよそ20キロ離れた平島まで降灰が予想されます。
火山性地震は7日午前8時までに1回、地下のマグマの動きを示す火山性微動は6日午後9時すぎから継続して観測されています。
諏訪之瀬島ではレベル2の「火口周辺規制」が継続していて、気象庁は、火口からおおむね1.5キロの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に警戒を呼びかけています。