薩摩、大隅地方 再び警報級大雨のおそれ 引き続き土砂災害に警戒 鹿児島

9日は大隅地方で線状降水帯が発生しましたが、薩摩、大隅地方では、あす11日夕方にかけて再び警報級の大雨のおそれがあります。
九州北部にある梅雨前線は、11日にかけて九州南部まで南下する見込みです。梅雨前線の影響で、薩摩、大隅地方では11日夕方にかけて非常に激しい雨が降り警報級の大雨となるおそれがあります。
8日の降り始めからの総雨量は、指宿市で436.5ミリ、肝付町前田で382.5ミリ鹿屋市寿で304.5ミリなど平年の6月ひと月分のおよそ7割となっています。
これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害が起こるおそれがあります。
11日までに予想される1時間雨量は、薩摩、大隅地方で50ミリ、24時間雨量は薩摩、大隅地方で150ミリです。
薩摩大隅地方では、11日昼前にかけて土砂災害に警戒し、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では11日夜遅くにかけて、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要です。