日本民間放送連盟(民放連)は11日、フジテレビが設置した第三者委員会が元タレント中居正広氏による同社女性アナウンサー(当時)への「性暴力」を認定したことを受け、加盟全社(207社)に要請していた自主調査の最終結果を公表した。6日までに報告があった計198社の調査では、番組出演者らとの会合で性暴力による重大な人権侵害が発生した事案はなかったという。
その一方で、事実認定ができない回答が含まれていたとする社が2社あったほか、会食などで不快な思いをした事案やハラスメントに関する事案が確認されたと報告した社が複数あったことも明らかにした。 [時事通信社]